【春闘交渉】2023年賃上げ / 各社の賃上げ水準のベースとは?

はい、ポンコツです。2023年度の春闘の賃上げ交渉の結果が出揃ってきた頃かと思います。石油価格等の上昇に伴う物価高が叫ばれる中で、各企業がどれだけ賃上げしたのか気になるところだと思います。ついては、各企業の賃上げ率について整理したいと思います。

今回の記事で分かることは以下の点となります。
– 業界セクター毎での賃上げ
– ポンコツの会社に抱える賃上げ不満

目次

賃上げとは?

そもそも賃上下の定義とこれまでの経緯を簡単に説明したいと思います。

賃上げは賃金水準を一律に引き上げるベースアップと、勤続年数が上がるごとに増える定期昇給からなる。2014年春季労使交渉(春闘)から政府が産業界に対し賃上げを求める「官製春闘」が始まった。産業界では正社員間でも賃金要求に差をつける「脱一律」の動きが広がる。年功序列モデルが崩れ、生産性向上のために成果や役割に応じて賃金に差をつける流れが強まり、一律での賃上げ要求の意義は薄れている。
参考URL:https://www.nikkei.com/theme/?dw=18011700 (日本経済新聞)

つまり、産業界において賃上げの流れが生まれつつも、実際にどういった賃上げが起きているのかは不明だと思います。私の実感としては、それほど私は給与は上がっていないです。この賃上げのブームが絵空事なのか、将又一流企業だけに認められた階級特権なのか、実際に2023年度の賃上げ交渉の内容を見ていきたいと思います。
注釈) 連合 2023春季生活闘争 共闘連絡会議「回答速報」No.9 (3月28日付)のデータを使用

自動車総連

一番最初に自動車総連の数値を見たいと思います。業界の雄である自動車業界です。

感想ですが、(1)平均年齢高くない?、(2)満額回答なんて脛太くない?、(3)トヨタは私を雇用してよ、の3点です。やっぱり他の業界とみても賃上げ額は一線を画す印象を受けます。

JAM – ものづくり産業労働組合

次はJAMです。日本と言えば、過去はものづくり産業でしたが、現在は徐々にインパクトが弱くなってきていますね。

感想ですが、(1)これまた平均年齢高くない?、(2)業界内で統制が取れてませんね?、(3)リケンは一揆!を、の3点です。

基幹労連

次は名前からして業界のヘビー級が集うセクターですね。名前からここまで重厚感が漂うのも珍しいですね。

感想ですが、(1)これまた平均年齢高くない?、(2)統制取れすぎだろ、(3)去年ケチりすぎ、の3点です。正直、ここまで足並みを合わせていると、もはや各組織の組合なんて名前だけで基幹労連内の数値に従っているだけな気がしなくもないですが。組合の春闘交渉を見ても、しょせん他と足並みを合わせるんでしょ?と私のようなひねくれものは反骨心が芽生えてきますね。

UAゼンセン(化学・食品・製造等)

次はかっこいい名前が連なる組合連合です。ここ全て名称の最後に組合などがついていますね。

感想ですが、(1)要求額もっとシンプルにできなかった?、(2)でも回答額はキリが良いな、(3)クラレ最高、の3点です。カネボウの2円上乗せの賃上げ回答は中々にしびれますね。クラリの他社を出し抜いてやる感も圧倒的に好感が持てますね。

UAゼンセン(流通・サービス・金融)

次はみんなお馴染みのファーストフードですね。

サイゼリヤはいつもコスパ最高のご飯を出してくれるので感謝してます。
ということで、感想ですが、(1)サイゼ感謝、(2)サイゼ感謝、(3)サイゼ感謝、の3点です。

最後に

私の賃上げは5,000円もありませんでした。駐在員なので20,000-30,000万円ぐらいあるかなと括ってましたが、相当凹みました。

ちなみに結構、今年は各業界の賃上げ率は高いかなと思ったのですが、過去の賃上げ額で目に付いたのは昭和49年の賃上げのようです。労働省労政局調べによる49年春闘妥結結果によれば,民間主要企業の賃上げ額は,28,981円,賃上げ率 32.9%,中小企業では23,508円,33.7%となり,春闘史上最高であった前年の妥結結果(主要企業の15,159 円,20.1%,中小企業の12,333円,21.1%)を大幅に上回った、そうです。

私の賃上げは数千円だったぞ馬鹿野郎おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

以上

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