【社畜必見】社畜 VS 窓際族 ~社畜になった経緯、社会人としてどちらを目指すべきか~

お疲れ様です。ポンコツサラリーマンのポン男です。掲題の件、コロナ禍の状況下で働き方が多様化する現代において、若手にも広がってきた窓際族という考え方。一方で日本の悪しき習慣でもある社畜一族。本記事では、この両極とも言える仕事の考え方を、自分の経験も踏まえて記載してみたいと思います。

ちなみにですが、私はどちらかというと社畜一族の代表例です。今回の記事では、改めて社畜であるこの私が、自分の考えを整理し、将来的にどうありたいのか書いてみたいと思います。

目次

社畜一族と窓際族の定義とは?

社畜一族の定義

Wikipediaを読むと「社畜」の定義は以下とされています。

社畜とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思と良心を放棄し、サービス残業や転勤もいとわない奴隷と化した賃金労働者の状態を揶揄、あるいは自嘲する言葉である。「会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、外部から馬鹿にされる意味合いを持つ。

正社員(正規雇用)のみならず、非正規雇用全般(アルバイト・パートタイム・派遣社員・契約社員・嘱託社員等)でも、長時間の勤務を強いられたり、残業手当の支給が無いといった理由でこう呼ばれることがある。英語圏では同様の概念として「Wage Slave = 賃金奴隷」が存在する。

字面だけを見ると、恐ろしい一族と思います。日本では「過労死」と呼ばれる恐ろしい言葉まであり、この中東地域とは無縁の世界が広がっています。ちなみに過労死のラインと言われる、目安となる時間は「月に80時間」、これは定時が09:00 – 17:00とした場合、毎日21:00まで残業するレベルです。

ちなみに厚労省職員の2021年の残業時間がニュースで出ていましたが、以下のレベルでした。日本のトップである省庁がこのレベルである為、日本を代表する文化の一つだと言えると思います。

残業の時間は、
80時間以上100時間未満が423人、
100時間以上150時間未満が359人、
150時間以上が48人でした。
残業時間が最も多かった職員は226時間に上ったということです。
URL:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210603/k10013064851000.html

窓際族の定義とは

Wikipediaの定義は以下の通りです。

高度経済成長期に終身雇用制が定着すると、能力や人間関係などの理由から年齢に応じた適切なポストを社内に用意できない社員であっても定年まで雇用を続けざるをえないため、大きな会社ほど名ばかりの肩書を与えて実質的な仕事をさせない社員を抱えるようになった。ひだまりの窓際は一見すると管理職の席のようだが、実際には西日が入る上に出入りも不便な悪環境であり、体のよい厄介払いであった。

しかし、最近ではこのトレンドは変わりつつあると考えています。従来は、終身雇用制による弊害がこうした社員を生んできたとされていますが、最近では自ら窓際族に憧れる人も増えているのです。

最近では脱社畜化・労働時間の最適化といった流れから「定時時間内でしか仕事をしない、残業をしない」と言った話はよく聞きます。これ自身は全然悪い話ではないですし、むしろ会社・社会はそうあるべきと私も考えます。しかし、更にその上を行くのが窓際族であり、自ら「与えられた仕事もしない」そうすることで閑職へと進んでいくのです。

大企業の中には古い考え方を持つ人も多いでしょう。そうした中で現れる新星・若手窓際族。

社畜一族から見た仕事観

社畜一族になった経緯

先ずは私が社畜一族になった経緯を簡単に説明したいと思います。

時は遡ること大学生、私はバックパッカーとして海外に出て、海外に興味を持つのは当然の成り行きだったのかもしれません。少し飛躍しますが、そんな私の将来の夢は「メーカーの一員として海外駐在で日本の製品を世界に展開する」、さらにはモノヅクリ日本国の再興が野望でした。

そんな私は、新人配属で夢の一部であった海外営業部に配属されます。人生で夢と希望に満ちた瞬間でした。最初の目標は海外出張でした。「初の海外出張に行きたい」という気持ちから、少しでも会社・上司から認められたいと相当気合が入っていたと思います。

何より同期と比べて学歴(之は遥かに劣る)・能力(之も遥かに劣る)が低いと自負していた私は、誰よりもやる気・体力でカバーしなければならないという危機感がありました。そういう意味だと、生まれつき社畜の素質はあったのかもしれません。

業務が忙しい時も「期日が間に合わないときは、土日を使ってでも仕事は絶対にやり遂げる」という謎のマイルールを徹底していました。先輩から「忙しいから出来ない」といった口癖は「自分でポンコツ」と言っているようなもん、先輩からは「飲み屋の愚痴ばっかりみたいな、つまらないやつにだけはなるな」というのは今でも自分の心の中に残っています。

こうした自分の目標や周囲の環境もあり、私は自ら社畜ソルジャーへと進化していったのです。海外出張後も「次は海外駐在に出る」という目標が控えており、社畜精神は衰えることは知りませんでした。

しかし、ここで一点気を付けないといけないのが「社畜の定義」です。私の場合は「自らの課題・目標を解決・達成すべく、社畜へと突き進んでいた」ので、残業時間に関わらず、仕事の充実感は高かったという点です。要は社畜生活が苦ではなかったのです。

社畜の定義の深堀り

私は社畜の定義には2つあると考えています。「ネガティブ社畜」「ポジティブ社畜」です。

ネガティブ社畜:過酷な労働環境下において、絶え間なく降り注ぐ仕事をひたする処理するマシーン。そこに目標や夢などの希望は無く、ただ与えられる仕事をこなす社畜。精神的にも負荷が高く、思考停止で仕事をさばくこと状態を指す。別名:受身社畜

ポジティブ社畜:自ら目標や課題を立てそれに邁進すべく、全力で社畜となる様。通常の業務だけで良いところを、自ら課題を見つけて仕事を増やしていく積極的社畜。別名:能動社畜

同じ仕事に忙殺されるという点では一緒ですが、社畜の前提が「受身」或いは「能動」なのかで違います。恐らく、前者は職場・労働環境に依存するところが大きく、入社当初からポジティブ社畜になれるのは本当に能力の高い人だけだと思います。有能でない私は入社当初はポジティブ社畜になれるはずもなく、先ずは周囲に認めてもらうべく、目先の仕事だけを精一杯にこなしていました。

年次が上がってきて、作業効率・業務課題が見えてくると、一部のネガティブ社畜はポジティブ社畜に進化すると思います。作業効率が上がれば、これまで100のリソースでこなしていた仕事が50のリソースで出来るようになり、空いた50で業務改善に努める社畜です。

社畜のメリット・デメリット

  • 良かった点:
    – 信頼される
    – 業務知識の吸収が早い
    – 作業効率が早くなる

社畜は基本的に良い点は多いと思います。先ず、期日通りに全身全霊を込めて仕事をやり遂げれば、書類であれ、熱意であれ、理解ある上司の人は分かります。逆に手を抜けば、それだけでその人の仕事への向き方というのが簡単に分かります。これが続けば上司から信頼に繋がると思います。

そうすると、どんどん仕事が振られます。当然ですが、更に社畜に拍車がかかり、忙しくなります。ポジティブに考えると、いろんな雑用から変な仕事まで振られ、結果として得る知識の幅も広がります。となると、他の人よりも学びが広がる点が大きくなります。当然、人より働いている時間が多いので、そうなるのは当然ですが。

ここで気を付けないといけないのが、完全に思考停止で作業を続けると、仕事の質・得られるものも限定的になるという点です。また勉強と同じで、常に仕事のことを考えていると、記憶への定着率も違います。

最後に業務効率が良くなるという点です。当然ですが同じ仕事を繰り返せば業務効率は良くなります。やればやるほど良くなりますし、記憶にも定着をします。最初は検討・対策など時間を掛けていた作業も、どこかのタイミングからはただの作業になり、ある程度の答えがさっと導けるようになるのです。ポンコツでこう思うので、本当に優秀な人が社畜になったときは手に負えないなというのは改めて思います。

  • 悪かった点
    – 自分の時間が無くなる
    – 信頼性は一定期間のみ

当たり前ですが、自分の時間は無くなります。私も友達との旅行が、業務等でキャンセルしたのも何回もありますし、出張等でゴールデンウィークは何回か消えています。去年も有給はほとんど取れていません。

悪い意味で、会社の同僚・上司は赤の他人です。何かあったときに必死にカバーしてくれる人というのは、いないものです。どれだけ自分が自己犠牲を捧げようとも、同じだけの見返りがあるかと言われると無いと思います。時間がたてば、上司・部下も異動となり、これまでの評価・信頼性はリセットになります。

今後の目指すべき姿

それなりに社畜を極めた結果、大学時代に目標としていた海外駐在も実現できました。また海外駐在期間も全力で社畜をしています。しかし、ここで疑問が過ります。

私は、いつまでこの社畜を出来るのだろうか?いつまでこのモチベーションを保つことが出来るのか?

入社したての頃は体力もあり、目標もあり社畜一族として頑張ることが出来ました。しかし、海外駐在の夢も叶えた今、「日本への帰国後も同じように熱意・体力をもって働けるか」と問われると、正直分かりません。

「会社の社長・部長を目指す」、そういった目標があるならば別かもしれません。ただ、自分の能力というのは自分が一番わかっているものです。その能力との乖離を埋める社畜をあと何十年も出来るか?と言われると出来ません。若いころは窓際族なんてとんでもない、という考え方でしたが、改めて年を重ねた今、仕事に全振りをするのも違うのでは?と改めて自分の中の窓際族が生まれてきているのも事実です。

よく社内で「あのおじさんは給与泥棒だ、全然働かない」といった若手の声が聞こえてきます。私も言っていたと思います。しかし、年月を経て将来的に自分もそのおじさんと同じにようになるかもしれません。そのおじさんたちも若いころは私と同じような社畜だったのかもしれません。

なので、改めて管理職の皆さんには仕事のモチベーションが何なのか、問いてみたいです。そこから見える社内の景色はどうなっているのか。

以上

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