【衝撃】駐在員が見たサウジアラビアに対するカルチャーショック – 仕事編 ランキング Top.5

【衝撃】駐在員が見たサウジアラビアに対するカルチャーショック – 仕事編 ランキング Top.5
カルチャー ショックの概念単語雲背景 の写真素材・画像素材. Image 42054019.

海外駐在員になって、はや半年。現地スタッフと共に働く中で、職場環境や仕事に対する考え方の違いも色々見えてきます。なので今回は、そんな働く中で見えてきたカルチャーショックをいくつか紹介したいと思います。注意)あくまでも個人の感想ですので、サウジアラビア全体のイメージとして捉えないよう宜しくお願い申し上げます。

 

第5位 やたらと車が故障する

特定のスタッフの話ですが、ここ半年で車が3-4回故障しています。いつも朝に「車が故障したので来れない」と連絡が入ります。都度、車を修理しているのか、どういった故障なのかは、誰も聞かないですが、異常な頻度での故障によって欠勤をする社員が居ます。

 

実際、サウジアラビアは車社会で有り、通勤でのバスや鉄道が選択肢に無いので致し方無いのですが、タイミング・頻度ともに狙っているかのような感じなので、個人的には完全にアウトだと思っています。

 

第4位 やたらと体調が悪くなる

日本にいた私の職場では、体調不良で休む人は殆ど居なかったように思います。休めば、どこか自己管理がなっていないという風潮があります。実際、私も風邪で声を枯らしていた時は「気合が足りんから風邪なんか引くんじゃ」と上司に怒られたこともあります。

 

実際、その上司が海外出張で腹を下し、帰国後に会社を休んだ時は「気合が足りなさすぎるやろ、下痢ぐらい這ってでも会社来なあかんやろ」と内心ほくそ笑んでいましたが、こうした形でパワハラというのは伝わっていくのかもしれません。いずれにせよ日本、少なくとも私の会社では、体調不良 = 自己管理不足 = 悪いイメージが付きますが、ここサウジアラビアでは真反対です。体調不良のオンパレードです。

例えば、日本だとワクチン接種後に副作用で会社を休む人もいるかと思いますが、ここでは違います。ワクチン接種前の段階で「ワクチン接種日の翌日は、体調が悪くなるかもしれないので休む」という連絡が入ります。一瞬、「ん?悪化すれば休めば良いのでは?」となりますが、何故か堂々と休みを取ります。一番面白かったのが、木曜日にワクチン接種を受けて、(サウジは金・土が週末)日曜日に体調を崩すという時間差での副作用なんかも有りました。もはや確かめようが無いので何でも有りの世界です。

 

あとは全体的に体調不良率が高いです。頭が痛い、膝が痛い、背中が痛いとパターンも様々です。更にはこれは良い面かも知れないですが、サウジの人たちは家族を非常に大事にしています。なので家族が風邪を引いた、病院にいくといった理由でも休む人が多いです。なのでただでさえ、体調不良率が高い上に家族の病気までカバー範囲に含まれるので、非常に欠勤率が高いというのも面白いです。(本来こうあるべきなのかも知れませんが)

 

第3位 給与交渉前になると労働力が数倍アップ

6〜7月に期初の賃上げ交渉があるのですが、この時期になると繁殖期のオスのようにサウジ人たちは変わります。欠勤率も異常に下がり、目に見えて仕事のパフォーマンスも変わります。仕事のパフォーマンスにおける効率あがるというよりかは、仕事をしているアピールが凄くなります。「これもしている、あれもしている」と給与改定に向けたやる気は目を見張るものが有ります。

 

日本に居た時も仕事の忙しいアピールをする人はいましたが、ここでのアピールとは少し毛色が違います。日本の場合は給与改定・評価は明確に決められているので、結局は忙しいアピールそのものは忙しいをアピールしているだけであり、仕事の評価なりは普段の業務内容や売上目標の達成度合などと定量的に判断されることが多い印象です。日本人だけの職場であれば、仕事が出来る・出来ないといった評価はある程度、客観的に見てもバラツキは無いかと思います。

 

一方、サウジアラビアの場合だと小さな会社ですので、具体的な評価基準も日本のように定められておらず、どちらかというと社長や上司の一声で給与改定が決まってしまいます。なので上司にどれだけアピールを出来るか、これが全てなのです。となると上述のように、やたらと気合の入った週報が出てきたり、社長に無駄に仕事の進捗共有をしたりと、社内のバーベキューを提案したりと何でもアリでアピールをします。

 

第2位 情に厚い

日本の職場はコミュニケーションこそすれど、どこかまだ距離感がある印象です。ふとした時に、人間の本質が出るような場面が多いです。例えば、口では良いことを言う上司だが、いざとなったら責任を取らない上司だったり、仕事だけの関係だったりと、ビジネスライクな感じが非常に強いです。

しかし、ここサウジでは誰かが昇進をすると、全員が褒めたたえます。日本の場合でも「昇進おめでとう」やご飯ぐらいかと思いますが、こちらは少し気合が入っています。「私の仕事内容がきちんと評価されていることに感謝する、これもひとえに上司や皆さんのサポートがあっての評価である。これを機に頑張っていきたい」といった長文メールが社内にばら撒かれると、全スタッフから「神の御加護やら、〇〇氏を評価をしていただき幹部には感謝する」といった同じような長文メールが飛び交います。

昇進した社員もいれば、昇進していない社員も居ますが、妬みや嫉妬など一切なく、純粋に社員同士で褒めあっており、個人的に「ドラマ並みのクサいセリフだけど、大丈夫?」と違和感を覚えたりもします。あとは誰かへのプレゼントやゲストへのもてなしも豪勢で、非常に情に厚い民族だなというのはすごく感じます。

 

第1位 エクセルに弱い

個人的な印象ですが、私が一緒に仕事をする社員はエクセルが弱いように思えます。  

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例えば、エクセルのセル内での改行はAlt + Enterで出来ますが、スペースを押し続けて改行する人を見た時は目が飛び出そうになりました。あとは英語の誤字脱字の変換をエクセル上で校閲するのではなく、全てグーグルで単語を打ち込んで、スペルミスが無いかを確認していたりと発狂しそうなレベルです。(これは人によりけりかも知れませんが)

他にもドキュメントをパソコン内でフォルダ分けどころか保存しない人も居て、常に必要な資料は過去のメールを遡って開いたり、或いはダウンロードフォルダから資料を探したりと、これもこれで目が飛び出そうになりました。

 

そんなこんなで我々日本人も逆に色々思われているかも知れませんが、「郷に入っては郷に従え」ということで合わせながらやっています。しかし、エクセルについてはかなり指摘しているのですが、なかなか治らないのでこれは困りものです。

 

以上