【悲報】古き良き日本のビジネス習慣 – 久しぶりに社畜ポンコツがご指導を受けた話

【悲報】古き良き日本のビジネス習慣 – 久しぶりに社畜ポンコツがご指導を受けた話

「ポンコツくん、もっと考えてスピーチを書きなさい!」

お久しぶりです、ポンコツです。頭書の件、皆さんは普段の仕事の中で怒られること、注意されること、指導されることは有りますでしょうか?ポンコツ自身、入社当初こそ注意はされど、ここ数年は自由奔放に好きなように仕事をしていました。今回、久しぶりに御指導が入りましたのでご報告致します。(怒られるのとは、少しニュアンスが違います)

ご指導の背景

頭を抱えてひどく落ち込む男性の写真を無料ダウンロード(フリー素材) - ぱくたそ
悩むポンコツ

弊社内で、海外顧客との関係構築する中でよく言われるのが、「点と点ではなく、面と面での繋がりを意識しなさい」です。言い換えると、「先方の顧客担当とだけ関係構築(点と点)をするのではなく、先方の技術部隊や幹部との人間関係を広げなさい」ということです。

この背景にあるのが、以下の点です
①実務レベルだけで解決できない際に、幹部間での解決を図る
②信頼関係のさらなる構築を図る

しかし、コロナの影響で1-2年会えていない海外顧客も多く、顧客内での人事異動も重なり、人間関係はどこかで薄れていってしまいます。その為、社内幹部からは「顧客幹部との面談をアレンジせよ」とのお達しが海外駐在員に出て。当然、ポンコツも其のうちの1人です。しかし、

ただアレンジするだけであれば良いのですが、弊社では少し特殊な文化があるのです。それは….
事前に幹部向けに次の資料を作り、報告しなければならないのです。つまりは面談の為の事前面談なのです。

  • 顧客幹部の細かな詳細情報 (何が幹部に刺さるのか)
  • 面談の流れ (どこで誰が何を話すのか)
  • 面談冒頭のスピーチの作成 (お涙頂戴のスピーチ)

ただの面談でも駐在員には相当なプレッシャーが発生するのです。しかし、円滑な関係構築の為には避けて通れない道なのです。

問題発生

頭を抱えるの写真素材|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

早速に問題発生です。分かりますでしょうか?

ポンコツも顧客幹部に会ったことがないのです。一切の情報がない中でこれらの資料を作成するのは至難の技です。どうすれば会ったことのない顧客幹部に刺さるスピーチをすることができるのか、円滑な面談に持ち込めるのか、考えただけでハゲそうです。

しかし、泣き言は寝て言えの格言です。顧客担当に電話、過去の部署経歴・人柄、更に前のマネージャとの関係性を根掘り葉掘り聞きます。日本人であれば、ある程度幹部面談の意味合いを理解できると思いますが、この顧客絶対王政のこのアラブ諸国においてこれらは至難の技です。

客先内部の組織図、更には前の幹部と今の顧客幹部の関係性も確認します。「あれ?私は探偵事務所所属でしたっけ?」と泣きそうになります。当然、アジェンダの作成、事前に先方ともすり合わせを行います。アジェンダをただ共有するだけでなく、「一つ一つの項目もどのような資料で、どのような説明をするのか」、すべての認識をシンクロさせなければなりません。たかが30分の面談の中ですが、分刻みのスケジュールが出来上がっていくのです。

結婚式の事前準備かな?とも思えてきます。

社内幹部への事前説明

1-2分のスピーチもポンコツが作り、Wordファイルで3-4枚の資料が完成。いざ、幹部への事前説明へと望みます。もはや顧客幹部面談以上に、社内のこの事前説明に気をすり減らしているのと、資料準備に時間をかけているのは言うまでも有りません。しかし、これも顧客幹部との関係構築のため、がんばります。

複数の幹部に説明します。開口一番、「説明が遅すぎるよ、スケジュール管理をしっかりしないとあかんぞ」との先制パンチを喰らいます。HP100が一度にHP5まで減ります。ええええ〜〜〜〜〜〜予定ここしか空いてなかったのに〜〜〜〜〜〜……このパンチは誰も躱せません。

何事もそうですが、最初が悪ければ全て悪しです。「悪い先入観がついてしまうと、資料の見え方も悪くなってしまいます。」その上で、「スピーチも気持ちが籠もってない、もっと考えて作りなさない」との止めのワンツーを喰らいます。この時点でポンコツの口数も相当減っていますが、説明を続けなければなりません。

この資料の裏側に潜む、ポンコツの努力・時間は一切この打ち合わせには評価されないのです。駐在間もない、コロナ期間といった言い訳は一切通じず、全ては資料のみで判断される厳しい世界です。ただご指摘事項は的を得ているので、「確かに鋭い、さすが幹部」と納得し、完全なる服従下僕です。

その日のうちにご指摘事項を更に先方担当に確認、資料のブラッシュアップをして社内の事前説明は終わりを迎えたのでした。

次回、幹部面談は無事終えたのか、乞うご期待。

以上