【分析】なぜ人は働かなくなるのか。

【分析】なぜ人は働かなくなるのか。

はい、ポンコツです。会社員生活が長いと、色んなタイプの社員に出会います。お局、社畜、奴隷、ポンコツ、パワハラと種類は様々です。どれも厄介なのですが、その中に全く仕事をしないドッジマン (Dodge Man*Dodge = 避ける)がいます。

入社後の新入社員は、全員がやる気・活力に満ち溢れています。一方でそんな彼らの中からも、どこかのタイミングでドッジマンが生まれるのです。改めて考えると不思議な話です。

今回はこのドッジマンは「何が理由で、どうして生まれるのか」を単純に考えてみました。結論としては、私もドッジマンになる可能性が高いと思います笑。ポンコツ + ドッジマンの組み合わせなので一番たちが悪いです。

身の回りに潜むドッジマン (例)

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ドッジマンとは、簡単に言うと「仕事をしない」ということです。「仕事をしない」といっても色んなパターンがあるので、ドッジマンを見ていきたいと思います。但し、ドッジマンより厄介なのは、いないほうがいい人(組織の生産性を下げる人)です。

  • 勤務中に眠る
  • 勤務中にどこかに消える
  • 仕事を一切しない / 雑務は引き受けない
  • 客先との会議に出ない
  • レスポンスが遅い
  • 質問事項に対する回答をしない
  • 会議に出ない
  • 会議中は黙る
  • ハゲ
  • 人が作った資料にだけはコメントする (どうでも良い点のみ) 等など

次になぜ、そうなってしまうのかを見ていきたいと思います。

ドッジマンが生まれる理由 (考察)

1. 残業が残業でしかなくなる Part.1

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ポンコツの場合、新入社員の頃は周りの同期の仕事内容・仕事量が気になっていました。ポンコツは最初、半年近く色んな場所で研修をしていたので、同期と比べると残業時間も圧倒的に少なかったです。と同時に焦りがあったのも覚えています。

今思い返すと、同期達の成長に取り残されていく、これが焦りの源泉であったと思います。言い換えると、働けば働くほど知識・経験、そして成長につながっていたのです。残業 = 成長の方程式が成り立っていたのです。しかし、どの部署でも3年〜5年と働くと、日々の残業から得られる物は必然的に減ってくるのです。

この場合には残業 = 成長の方程式から、残業 = 時間浪費に考え方が変わってきます。これは経歴が長ければ長いほど、顕著に出ます。特に管理職やその他のジョブ転(例:営業 → 経理)への異動が無ければ尚更です。

今の仕事を5年〜10年も続けて、同じモチベーションが保てるかの観点で想像してみて下さい。昇給が一定度見込めるのであれば、ある程度は我慢できると考えますが、昇給が無ければ難しい人が殆どだと思います。。頭を使う仕事から、只の流し作業に変わってくると思います。これが一つ目の理由になるのでは?と考えます。

 

2. 残業が残業でしかなくなる Part.2

もう一つ、残業の大きなメリットが「残業代」です。特に若手〜管理職手前では「残業代」では、残業の有無で生活水準が大きく変わってきます。私の友人の1人もコロナ禍における残業抑制の社内号令により、月々の残業代 10万年/月が無くなった人もいます。年間で120万変わるわけですから、多少仕事が溢れていても、仕事へのモチベーションは保てるかと思います。

ポンコツのような基本給が低い会社では残業代が命取りになる場合も有ります。人によっては賃貸を変えたという人もいます。悪しき習慣ですが、実際残業による生活水準の嵩上げが残っているのも実態です。

しかし、これが管理職になった場合はどうでしょうか?

役職無し管理職の場合であれば働けば働くほど「時間 = 浪費」となります。となれば前述の理由との間のシナジー効果で積極的に働こうという人は居なくなるのも当然です。ポンコツも同じ立場であれば如何に仕事をしないか、ということを考え始めますので、この考えに至るのも自然だと思います。

 

3. 将来の自分の姿が見えてくる

同じ会社で働けば働くほど「自分の社内評価・将来のポジション」というのがクリアに見えてきます。このまま働いていけば「○○の役職が限界 」或いは「子会社に出向」等、形は様々です。ポンコツのような若手から見ても、上司の将来像というのがある程度、想像できるので上司自身からすれば尚更のことだと思います。

ここで問題になってくるのが、昇進の可能性です。

特に役職なしの管理職で50代を迎えた世代であれば、将来的な自分の位置づけは容易に想像できるかと思います。働いても働いても、①昇進の可能性は限定的で、②残業代も出ない、となると誰が好んで真剣に仕事をするのかと言う話です。

こうなってしまってはモチベーションを保つのは狂気の沙汰で、ポンコツも仕事には積極的にはなれないです。

 

4. 労働環境・老化に伴う成長曲線の崩壊

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後は一緒に働く人達です。年功序列のピラミッド型の会社では将来的に管理職になれないのであれば、基本的に実務畑がメインとなり、働く人達は自分より年下が殆どです。こうなった時に「何故、自分は50代にもなってこんな若手と同じような仕事をしなければならないのか」という精神的な問題に直面するのでは?と考えます。

ここで発生するのが基本的に雑務は全て、若手に押し付けようという精神です。

若手からすると、年功序列の会社なので当然言うことは聞かないといけません。この場合に起きるのが負の連鎖です。要は雑務 = 若手の仕事となり、役無し管理職の仕事は「口出しのみ」となります。面倒な仕事は全て若手に押し付け、自分は口先だけのコメントで一切手を動かさない。

係長・部長などの管理職であればこのスタイルでも良いのでしょうが、これだと自分の職責範疇から逸脱した仕事の進め方です。実際、問題としてこの負の連鎖が完全に既成事実化してしまうことで、より仕事をしなくなるという点です。これによって仕事しないおじさんが生まれてくると考えます。

こうなると自分は新しい仕事は一切しない為、知識・経験といった新たな成長は一切なくなってしまいます。過去の自分の経験や知識に基づいて、アドバイス(口出し)をするということです。この場合に、副次的な弊害が出てきます。

それは自分の若い頃の経験でしか、アドバイスが出来なくないという点です。最新の状況・背景に基づいた判断ができなくなるという点です。若手からするとこのおじさんはいつもズレた事を言っていると思われ、信頼関係も何も無くなり、疎い目で見られることになります。しかも、タチが悪いので自分の年齢を過信し、若手の言うことを一切聞かないということです。

一番最初のドッジマンより厄介なのは、いないほうがいい人(組織の生産性を下げる人)です。
というのはこの点に繋がってきます。

最後に

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改めて記載していて思ったのは、自分でもこの手のタイプになる可能性が非常に高いということです。と同時にどうすれば、よりモチベーションを保てるのかという点です。正直、私自身どうすれば「働かないおじさん」にならない解決策、私自身は回答はないです。

「働かないおじさんの主体性改善への解決策」これはもしかすると「働かないおじさんの予備軍」の我々が持っているのかもしれません。

個人的にはもう残業から開放されたいです。笑。あなたには薪がありますか?



人には燃えることが重要だ。
燃えるためには薪が必要である。
薪は悩みである。
悩みが人を成長させる。

松下幸之助 

以上