【刮目】誤っていたイスラム教への認識

【刮目】誤っていたイスラム教への認識

はい、ポンコツです。かれこれ赴任して2ヶ月近く経ちました。思うのは、社外で現地の友達が出来る気が一切しないです笑。どうすれば現地の友達が出来るのか、赴任したからには色々と思い出を残したいと思うのですが、如何せん難しいです。
 

一方で社内のローカル社員とも話す機会が増え、この前はローカル社員から逆に「イスラム・アラブについて率直にどう思うのか」と聞かれました。

 

結構、ポンコツの思っていたアラブの世界と、そのローカル社員から聞いたアラブの世界が違っていたので、今回はそれを簡単にレポートしたいと思います。

 

赴任前のアラブへのイメージ

宮殿 ホール写真素材、ロイヤリティフリー宮殿 ホール画像|Depositphotos®
フリー素材

基本的に人からの話、時事ニュースがイメージを作り上げていきますよね。私にとってのサウジアラビアは以下のようなイメージでした。あまり良いイメージではないですね笑。

  • 女性の社会進出が遅れている。女性に気安く話しかけてはダメ。ボディタッチも絶対ダメ。
  • 怠け者気質が強く、働かない人が多い。若者の失業率が異常に高い
  • お金持ちが多い。皇族クラスになると、複数の人妻を抱えて酒池肉林状態。
  • お酒が飲めない。豚肉食べれない。
  • 危ないイメージ (テロ・暗殺)
  • 財政は石油産業で支えられており、金持ちが多い。(所得税がないなど)

 

実際、一番上の女性関係に関しては色々なエピソードを人づてに聞きました。

例えば、エロ動画を大量に持ち込んで、空港・陸路の税関でそれがバレて警察に捕まった。

日本人旅行者がアバヤを着た現地人女性と記念撮影し、(女性の許可を得ていたにも関わらず)その旦那が激昂し、そのまま国外強制退去。

日本人旅行者がアバヤを捲ってしまい逮捕。第一審で死刑判決。その後に情状酌量を受け、手を切り落とされた。

尾ひれがついて何がほんとか分かりません笑。ヨーロッパ旅行で色んな人と記念写真を取りまくっていたポンコツからすると、同じトーンで接すると本当に逮捕されそうで怖いです笑。またサウジアラビアでは会社でも、同じフロアに女性専用部屋というのがあるほどです。

少し前までは、レストランなんかでも女性専用入り口・男性専用入り口と分かれていた程です。2019年までこうした規制があったから、尚驚きです。日本の陽キャ共がこちらに来たら苦しむのは間違いないでしょう。笑

A segregation board separates women and families from men at a McDonalds restaurant in Riyadh. File photo
https://www.bbc.com/japanese/50723826

 

なので今回は、このあたりについて聞いてみました笑。

 

赴任後のイメージ

女性との触れ合い方

泥棒を追う警察官(男性)のイラスト | フリーイラスト素材 KuKuKeKe(ククケケ)

率直にこの点について聞いてみました。日本では風俗・エロサイトからマッチングアプリ、合コン、パパ活まで他国で4番クラスの打者がかなり揃っています。(腕の話は除く)上記の噂を聞いてみました。

同僚によると、宗教警察(=勧善懲悪委員会)と呼ばれる組織の影響があったとのこと。以下、wikipediaからの抜粋。

イスラム宗教庁の内部委員会であり、日本の省庁でいうところの局に相当する組織である。

サウジアラビアでは3,500人の職員と多数のボランティアによって運営されており、総人数は4,000人から5,000人ともいわれている。委員には王族に知事や副知事、宗教指導者まで幅広い権力者が在籍しており、サウジアラビア国内における影響力は非常に大きく、イスラムにおける倫理委員会の役目を果たしている。

勧善懲悪委員会自体は司法警察権や裁判権は持っていないため、正規の警察官と二人一組で活動している。実際に逮捕を行うのは警察官である。逮捕した相手に対する告発を行うだけで裁判そのものは裁判官が執り行うが、実質的に警察裁判所も勧善懲悪委員会の威光には逆らえない。

湾岸戦争以降に流入するようになった西洋文化に対して非常に強い拒否反応を示しており、彼らの考える「イスラムの教義」に合わない欧米文化の排除に積極的に活動している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%A7%E5%96%84%E6%87%B2%E6%82%AA%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

 

現在ではサウジアラビアの皇太子の改革により影響力は弱まったが、当時はこれらの宗教警察が町中にて取締を行う等、非常に厳しい監視下にあったそうです。なので実際にそういう話もあったとのこと。

じゃあ、今はどうなのかと言うとTikTokやインスタグラムといったSNSが普及。若者の間では日本と同様にSNS上でメッセージをやり取りするなど、出会いの幅が増えてきているということだそうなので大きな変換期を迎えてると言っても過言では無さそうです。

特に最近の人は海外への留学をしている人も多く、Netflix等からの異文化流入も、こうした緩和に大きな影響を与えていると思います。実際、現地の同僚もアプリ上で何人かと会ったと言っていました笑。

 

いずれにせよ、ポンコツのような陰キャでなければ、この国ではやっていけないです。

 

テロへの見方

コレは流石に深く議論できなかったです。でも実際に、彼らが言っていたのは「一部過激派の影響で、彼ら自身も他国からテロリストとして見られているというのが心配」という点でした。 

実際に住んで思うのが、イエメンからは頻繁にドローンによる爆撃を受けているため、日本以上に隣国との関係性は厄介です。そしてより戦争・紛争が身近にあるということです。実際にこの前の爆撃は、私のいる街でも爆撃音が聞こえたほどです。

よく「北朝鮮のミサイル実験で何故、円が買われるんだ」といった話を聞きますが、そもそも北朝鮮のミサイル実験も、ドローンでの実際の爆撃と比べると未だ恵まれている方だなと感じます。実際問題、これらの防衛費によって財務が圧迫されているという話を聞いたことも有ります。

結論

会社の同僚は良い人ばかりです。テロとは無縁の人ですし、下ネタも通じる人もいます。ただ雑談をしだすと一切、仕事をしなくなりますし、途中どこかに消えることも多々あります笑。

一方で古い世代の人たちでは上記の文化が残っている可能性もあるため、社内と同じようなトーンで話すのは危険です。なのでそういう意味でも、早く社外の人間と関わりを持っていく必要があります。郷に入っては郷に従えです。
 

サウジ人の仕事への考え方・業務スキルについては別途、面白いので纏めたいと思います。

異常