【衝撃】久しぶりに悲しくなった話 〜社内階層制(ヒエラルキー)〜

【衝撃】久しぶりに悲しくなった話 〜社内階層制(ヒエラルキー)〜

どうも、ポンコツです。こちらに来てから昼休みや残業の概念が無くなり、ますます社畜精神に磨きが掛かってきました。今回の投稿では職場で受けたカルチャーショック、そして悲しくなった話をしたいと思います。少し暗めの話になりますが、お付き合いいただければと思います。

 

1. 新職業 〜ティーボーイ〜

ヒエラルキー イラスト素材 - iStock

日本企業においては、「パワハラ上司の支配下」や「ブラック企業にいない」限りにおいては社員は皆平等に扱われています。言い換えると、正社員、派遣社員、アルバイトの違いはあれど、1人の人間としては皆平等です。一方、この中東諸国は出稼ぎ大国です。多くの外国人労働者が押し寄せ、会社専属のドライバーであったり、レストランのウエイターになったりと、様々な仕事に就きます。

 

その出稼ぎ労働者の職業の1つとしてティーボーイというものがあります。

 

Tea Boy 「お茶を出す人」という文字どおり、コーヒーやお茶を作って出すという仕事です。普段は畳一畳ぐらいの広さの社内の台所におり、社員の人に言われると、コーヒーを作ってデスクまで持っていくという仕事です。日本でもお客さんとの面談では受付の人がお茶を出してくれたりしますが、このティーボーイは「1日8時間お茶出し」のみです。イメージは湧くと思いますが、非常に辛い仕事です。

 

ポンコツの会社のティーボーイは50代ぐらいの身長 150cmぐらいのインド人のオジちゃんです。英語でのコミュニケーションは難しいですが、コーヒーやお茶をお願いをすると持ってきてくれます。ポンコツは基本的に水しか飲みませんが、例に漏れずこのおじちゃんにお水を頼んでいました。

ポンコツの会社は平和ですが、他の会社の社員だと名前も呼ばず「おい、コーヒー」と遠くから叫んだりする人もいるとのこと。日本では無いと信じたいですが、最初にこの話を聞いたときは衝撃的でした。本社からの駐在員は権限が与えられ、役職等も上であることから自然と現地社員との間でヒエラルキーができ、人を人として扱わないような人もいるようです。

  

逆の立場になって考えた時に、自分が50歳を超えてその半分以下の若造に命令される。同じ日本人でも、場所も変われば人も変わるというのは非常に悲しいです。そもそもこの出稼ぎ労働者という、日本には無い文化に対して感じたことについて触れたいと思います。

 

2. 出稼ぎ労働者について思うこと

外国人労働者の写真素材|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

改めて思うのが、やはり日本という国は恵まれているのだなということです。例えば、インドのケララ州などは、同州出身のインド人に言わせると、他のインド国内と比べても教育水準が高いそうです。にも関わらず、国内に仕事が無いため、また会った場合も賃金が安い為、多くの人が海外への出稼ぎというのを選びます。他の州も同様です。

 

高校・大学を卒業した瞬間に、海外に出稼ぎに出るということです。日本だとまず考えられないです。

 

結婚している人も同様です。そもそも、ドバイなんかだと一定の給与取得が無いと、ビザの関係で家族を中東に呼び寄せることも出来ません。祖国に家族と子供を残し、1人異国の地で働き続ける。そして長期休暇でインドに戻り、家族と過ごす。というライフサイクルを繰り返すのです。

 

人によっては子供ともずっと一緒におれず、異国の地でティーボーイやドライバーとして生涯を終える。この事実を目の当たりにした上で、ティーボーイを蔑ろにする発言を聞くと非常に悲しくなります。と同時に日本で生まれたことの有り難みをひしひしと感じます

 

日本では誰しもが当たり前に子供や家族と過ごせる。世界には、たったこれだけのことも叶わない人がいるのだ、と。

 

これを考え出してからは、ティーボーイの人を使うのが苦手になりました。彼にとっては仕事なので、頼まないのは逆に迷惑かもしれません。でも、どうしても「家族と離れ離れで辛い思いをしている人、ましてや自分より遥か年上の人に水を入れされる」というのに違和感を覚え、彼から聞かれない限りは自分で水を入れるようにしています。 

 

恵まれた環境から目を背け、日々の小さな不平不満をダラダラ吐き続けるのは辞めようと思いました。どうでもいい話ですが、はるか昔に中東出張で顧客と会議室に10人以上で集まって打ち合わせをしていた際に、メモも何も取らずに飲み物を完璧に持ってきた神ティーボーイもいました。あの時は「なんだ、この才能の無駄使いは」と思っていました。時間が経てば見え方も変わってきたようです。

 

以上